いまさらの話
7月 31st, 2010 | By KANAMI | Category: TREE, いつものこと不思議に思ってる事がある。
自分を作曲家だと言ってくれる人がいて、
君の音が欲しいんだと言ってくれるごくわずかな人がいる。
ありがたいんだけど、うれしいんだけど、
自分は特別にメロが出るわけでもなく
なんというか作曲家として自分でメロを作っている感覚がないんだ。
アレンジは、あれは8割、技術だと思ってる。
それだけで仕事にもなる。
そこに個性的なエッセンスが2割。
これは作曲と同じ要素だし、これがあれば固定ファンがつくとおもってる。
作曲も多少技術だと感じることもあるんだけど、
ミュージカルを作っている時って、
自分が観客になっているようなんだよね。
えーと、夢でそのミュージカルを観ているかんじ。
一生懸命作ろうとすればするほど、作るんじゃなくて観てる。
作ってても「あれ、この子はこんな歌うたってない」って感じる事がおおい。
これって、自分が作ってるんだろうか?
どっかに、誰でもあけられる引き出しがあって、それをたまたま私があけたんじゃないかな?って思う。
じゃぁ、別に自分じゃなくてもいいじゃん。
あけられる人は必ずいるんだ。
本当に、自分が書いているわけじゃないんだから、これを胸張っていいんかな?
そう言ってること自体が変なのかな。
って、考えてたらわけわかんなくなった。
なんで近くに私と同じような曲、同じようなアレンジをしてくれる人がいないんだろう。
いっぺん変わってみて欲しいな、って思った。