おいていっていいもの。 —– こないだtwiで ほんとにやりたいことが何かを考えれば、今必要なことと不要な事がわかる、みたいなカキコがあって、しばし悩んでしまった。 おいらの会社で今メインにやってるのはCDとかDVDのプレス。正直赤字も出ることあるけど、人を常駐で雇えるぐらいの売り上げはあるし、赤字とか言っても音楽機材だって経費で買う事になるからそれを使って曲が作れる環境は個人の自分としてはタダで手に入っているようなもんだ。 でも、ぜんぜんやりたいことではない。 おいらがやりたいのは作曲。と、編曲。だとおもう。 実際今この会社の仕事を切って（会社を休業させて）作家業に専念しても、今ある機材でなんとかしようとするからきっとなんとかなってしまう。 どうしてもお金が足りないならコンビニバイトでもすればいい。 じゃぁそうすればいいんじゃない？？ ——- ここで、作曲と編曲をしない（強制じゃないぞ）の環境を考える。 ここ10年はそれに近い状態だったし、結構それでも問題ない。なんかいつか、いつでも作れることはつくれるよね、ぐらいでも全く問題ない。 犬猫飼ってるけど、こいつらがいないと自分が生きていけないかというと、実は微妙にそうでもない。 ダンナがいないと精神的に生きていけないかというと、そういうことはない。 誰かほかにいないと困る人があるか？　答えは「否」。 ほんとかな？　ほんとに知ってる人も犬猫もいなくて大丈夫か？　今充実している気がするから想像できないだけじゃないかな？　と思うんだけど、たとえば自分が今死んでも大丈夫かという究極の話を考えたら「後悔なし」と即答できるんだ。 —– じゃぁ、ほんとうに自分がやりたいことは、なんだろう？ なんにもないんじゃないかな。 唯一個性を感じてもらっているのは音だ。よく変わったコード進行とか言われるけど、あれが素だからきっと個性なんだな。それ以上のことはあまり深くよく自分でもわかってないし。なんか自分が聞いていいと思うモノを入れてるだけに近いし。でも、その程度で　なんか今はやりたいけど、一応一番なんだけど「一応」ってつくところが自分でもよくわからない。 昔は絵もよく描いた。漫画のはなしじゃないぞ。音よりも絵の方がちゃんとやってたし。ただ自分で色に興味がないことがよくわかっていたので、それ以上の道を考えなかった、考える必要がないと思ったんだ。だからその程度のものはやっぱりやりたいことじゃないんだよな。 曲を作ると体力消耗するし、なんかホント寿命を縮めているような気がするぐらいなんだよね。 こないだのミュージカルではとうとう体壊してえらい目にあったし（その節はみなさんありがとう） そうまでしてやりたいのかな？　限界がわかってないだけなんだろうか？ いまいち煮え切らない、っちゅうか本気でプロを目指してるように見えるヤツがいないからイライラしてるんだろうか？　達成感だけで音つくってたら、タダの趣味だと思うんだけどな。 —– 結局はじぶんが本当になにがなんでもやりつづけたいと言い切れるモノがないんだよ。 別に器用貧乏じゃない。音は本当に時間をかけて、20年かけてここまで来た。他の人より時間をかけて。 でもおいていっていいと思えるのは、もしかしたら自分の中で音が鳴っていればそれでいいと考えているからかもしれない。発表とかする必要ないんだよね。自分が満足すれば。そういうのじゃだめなのかな？自分で決めればいいんだよね？ うーーーん、考えてもあんまりなんもでてこないのでもう、これまで！ カウントダウン　50